マイマイ新子

マイマイ新子

マイマイ新子

めったに借りられない図書館の「今月の新着図書」。新年そうそう借りられました。今年はついているかも…。

マイマイ」って何だろう?と思って読み始めたのですが、前髪の生え際のところにつむじがあると前髪が立っちゃうのですが、その前髪のことを「マイマイ」と呼ぶみたいです。はじめて聞きました。「マイマイ」がある新子ちゃんという女の子のお話です。舞台は現代じゃなくて、もっと古い時代。私の父や母が子供だったころなのかな…。

新子ちゃんの、家族や友達に囲まれての暮らし。どんなことを考え、どんな風に遊んで、どんな風に成長していくのか。そんな姿が新子ちゃんの目線でいきいきと描かれていて、とても昔の話なのに、すーっと読めました。

ちょうど年末から年始にかけて、山形の田舎の祖父のところへ遊びに行ってきたばかりだったので、そういうことも思い出しながら読みました。

今の時代はもうこんな環境で子供が育つことは難しいのかも知れないけれど、自分の子供がこういうふうに育ってくれたらうれしいだろうなぁと思いました。(いや、子供いないですけど…。)

大人が読んでも、子供が読んでも、それぞれにきっと心に残るお話だと思います。