薬指の標本

薬指の標本 (新潮文庫)

薬指の標本 (新潮文庫)

本屋さんをうろうろして、何かおもしろそうな本ないかなぁと思って探していたときに見つけました。そして安かったので買うことにしました。380円。いまどき貴重なお値段。最近は文庫本だっていうのに600円とか800円とか…。高い!

小川洋子さんの本は一番最近読んだのは「博士の愛した数式」でした。それとはまた違った感じの短編が2本収録されています。読んでいると不思議な感じがしてきます。少し怖いような…。

ただ、職場というものについて悩んでいるわたくしは、「お給料今の2割増でボーナス4ヶ月分で休日もちゃんとある」この標本室にぜひ勤めたいと思ったのでした。このラストみたくなるのはいやだけどね!

ちなみに、フランスで映画化されるそうです。なぜフランス?!