ため息の時間

ため息の時間 (新潮文庫)

ため息の時間 (新潮文庫)

読み終えて…ほんとにため息がでてしまいました。えぇー、結婚って…男って…。私の夢を壊さないでください。(切実)
短編集なのですが全編が「男の視点からみた」物語になっています。とても新鮮なのですが、そんな本音や現実、そうなんだろうけど、知りたくないやーい。

全体的にしょんぼりしてしまったのですが、ひとつだけ、最後に収録されている「父が帰る日」はとてもよかったです。

唯川さんの本は、好きでもなくきらいでもなく、時間があまっていて暇つぶしに何か読みたいときにとりあえず手にとってみるという場合が多いです。そんな読み方なのであまり心に残ることもなく…。あんまり私にはあっていないような。直木賞をとった作家さんの本はだいたい好みに合うのですが、まぁ例外もあるのかな…。