白夜行

白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

本来これの姉妹編?であるべき「幻夜」を先に読んでしまっていたので、そのとき感じたほどの衝撃(すごかった!)はありませんでしたが、やっぱり怖かったです。

やだー、こんな女って…。
自分が巻き込まれたらと思うとたまりません。想像するだけでも恐ろしいです。

幻夜」では主人公の女と男の視点からストーリーが語られる部分が多かったので、怖いけれど内容は明確だったのですが、このお話では、同じように女と男が主人公にもかかわらず、彼らの視点で語られる話はまったくありません。それだけに何が本当なのか、わからないという点で、より恐ろしさがUPしていました。

というか、「白夜行」と「幻夜」の関係って…?あれ?
えーと、えーと、もう一度「幻夜」を読まなければ!

とりあえず、やっぱり子供には「雪穂」という名前は絶対つけたくないと思いました…。