レイクサイド

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子ども中学受験の「勉強合宿」のため湖畔の別荘に集まった4つの家族。そこで「殺人事件」が起こります。殺されたのはそこに参加していた男の愛人。「私が殺した」と言ったのはその妻。この殺人事件の真相は…。

読んでいる間、ずっと「これは違う」「何かおかしい」「何かあるに違いない」とは思っていたのですが(←別にするどいとかいうわけではなく誰でもそう思うと思いますが…)、え!そういうこと?!と…。

私には子どもがいないので、この小説の背景になっている「お受験」というものの重大さがわかりません。その切実さも、怖さも、想像することしかできません。基本的には「受験なんてしなくていいじゃないか」と思っていますが、実際にその立場、親の立場に立ってみないと、ほんとうのところはわからないのだと思います。
そして、実際にその立場に立っている人たちが、この小説をどう読むのか、ちょっと聞いてみたい気がしました。

これは、ハッピーエンド、ですか?
私には悲しすぎます…。