好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

好き好き大好き超愛してる。

表題作の「好き好き大好き超愛してる。」と「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」収録。

舞城さんという作家さんの本を始めて読んだのですが…。きょ、強烈でした。

好き好き大好き超愛してる。」はなんだか不思議な、どういう構成の??小説??わけがわからないような、わかるような、切なくもあり、意味不明でもあり。ただ柿緒さんがとった「自分を忘れさせない方法」は、ちょっといいかもと思いました。唯一まともに理解できた(と思われる)のがこの柿緒さんと治さんの「恋愛」。

でも私は「愛してる」とか「愛する」とかそういうことを、あんまり大きな声で言われるのはちょっとどうも。この本は絶叫…。男の人はロマンチストだなぁ。

ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」は…ノーコメント。すいません。ムリでした。ほんとごめんなさい。途中からはもう飛ばしてラストのページだけ読みました。えーと…?

ちなみに読み出して最初に感じたことは、「このフォントは何だろう?」「どうしてこんな文字組み?」「かすれてるのはわざと?」「なんか紙が普通と違う…。」という小説とはまったく関係のないことでした。よくよく見てみたら「フォントディレクション」なんて担当の人がいるし。最後には書体と用紙の説明もちゃんと書いてありました。珍しい本だなぁ…。凝ってます。